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飲食マンが副業をするべき3つの理由!現役の役員が詳しく解説します

おはようございます、FUJIMOTOです。

飲食店従業員においては、ますます副業や本業以外のスキルの重要性を実感しています。

なかなかコロナが落ちつかない状況ですが、コロナウイルスにボコボコにされた飲食マンは結構いるのではないでしょうか?

先日このようなツイートをしました。

自分の生業としている仕事とは全くの別業界で、即戦力になるくらいのスキルが有れば圧倒的に本職で勝てます!

例えば
料理人×web
プログラミング×営業
職人×マーケティング
とかですね。

これが分かればすぐに出世コースに乗ります

本当に重要で、僕はこの方法で出世してきたので、あながち間違ってはいないと思います。

では、詳しく説明しますね。

飲食業だけで収入増は難しい|副業が大切!!

結論から言うと、飲食を経営されている会社にお勤めの場合、年収を上げ続けていくことは相当に難しいです。

そもそも上げ続けていくだけでも難しく、すぐに収入の天井が見えてしまうのが現実。

そこで副業の登場です。

ここで一つ考えてみて下さい。

今のお給料を10万円上げるのと、副業でプラス10万円稼ぐ事のどちらが現実的で、早く実現できると思いますか?

僕なら迷う事なく後者を選びます。

では一つずつ説明しますね。

どうして飲食業の給料は低く、上がりにくいのか

飲食店のイメージ画像

これは簡単で、飲食業という業種の問題です。

そもそも、飲食業というのは利益率が低く、売上に対して10%〜15%の利益を出せれば超優良店。

利益が10%に届かない店や赤字の店などゴロゴロあるはずです。

この利益率の低さこそ、飲食店従業員の収入が低い最大の要因なのです。

では利益率を40%くらいまで引き上げて、従業員のお給料をバンバン上げていく事が出来るでしょうか?

ほとんどの企業や個人店では無理です。

人件費というのは、売上に対してある程度の割合の中(だいたい30%前後)に収めなければ経営がままならなくなるからなんですね。

例えば、

2000万円かけてつくった、毎月の平均売上が400万のお店があるとします。

かかる経費は、

  • 仕入れ30% (120万)
  • 人件費30% (120万)
  • 家賃10% (40万)
  • 水道光熱費7% (28万)
  • 減価償却費9% (35万)
  • その他諸経費4% (16万)

かなりざっくり書きましたが、この枠に収まれば十分に優れた経営だと思います。

でもですよ!?

人件費120万って、どれくらいかピンと来ますか?

社会保険や交通費の事を考えたら、スタッフを5人雇えばもう終わりです。

  • 月収30万 店長
  • 月収25万 副店長
  • 月収23万 社員
  • 月収15万 アルバイト
  • 月収10万 アルバイト

5人でホール、キッチンを回しながら休日も取っていく。

もし営業時間が12時間くらいだとすると、営業前後の準備時間を入れて14時間くらいの中でシフト調整が必要になります。

結構きつくないですか?

でも、あと2、3人アルバイトスタッフを増やしただけで、もう利益はありません。

こんな感じのお店って結構あると思います。

だからスタッフを増やして負担を軽くする事や、お給料を上げてやる気を出させたりする事は、企業やオーナーさんにとって難しい事なんです。

この店舗から年収1000万のスタッフは生まれると思いますか?

無理ですよね?

こういったそもそもの利益率の低さが、お給料が上がらない原因に直結してしまっているんです。

10年後の自分をリアルに想像してみる

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今の企業や店舗で働き続けた10年後の自分を想像してみて下さい。

収入はどれくらい上がりましたか?

新しいスキルや知識はどのくらい身につきましたか?

身についたスキルや知識を使って個人で稼ぐことはできますか?

明るい未来を想像できた人は少ないのではないでしょうか。

それもそのはずで、現場を見てきた僕の約20年の経験から考えると、

10年間、毎年10万円はおろか5万円ずつ月収が上がった人さえ見た事がありません。

そして、どんなに頑張っても飲食業の仕事の中からは、個人で稼げるスキルや知識は手に入りません。

どんなに料理が上手くても、どんなにきめ細やかなサービスが出来ても、お店というステージが無ければ収入を得ることは出来ないからです。

解決策は1日でも早く現実を見つめて、本業以外のスキル取得に時間と労力をそそぐべきです。

飲食マンが収入を上げる方法とは

収入増のイメージ画像

ずばり、飲食業以外の業界で通用するレベルの知識をつける事です。

オススメはwebの知識をつける事。

webの知識がつけば、後々個人で稼ぐことも出来るし、今のお勤め先でも今以上に活躍できるはずです。

仮に年収400万円の人が、年収を300万上げると仮定して下さい。

飲食業だけの場合は、お給料で上げるには月収で25万アップが必要です。

何年かかりますか?

仮に5年かかったとします。(これでもかなり早いです)

一方、副業でも毎月25万円稼ぐ必要がありますが、5年かからずに稼げる事がほとんどだと思います。

本気で取り組めば、おそらく1年前後だと思います。

それに、収入源が1つと2つでは全く意味が違います。

① 年収700万

② 年収400万 + 年収300万

どちらが自分にとって安全かはいうまでもありません。

早く収入を上げることも出来るし、収入源を分散させる事でリスクヘッジも出来ます。

飲食マンといえど、本気で収入を上げたいなら、webの知識とスキルを持つことは必須です。

副業をする事で飲食以外の新しいスキルが身に付く

ここでは主に3種類のスキルについてお話しします。

イラストレーターやフォトショップなどのグラフィックソフト

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イラストレーターやフォトショップといったグラフィックソフトを扱えるようになれれば、メニューやpopなんかも簡単に作る事が出来ます。

もし、そういった制作物を外注している企業や個人店にお勤めなら、外注費を削減できる代わりにお給料の交渉を行えるかもしれません。

それだけではなく、クラウドソーシングからもデザインの仕事を取ることが出来る様になるし、将来独立して自分の店を持つ時でも、かなりの経費削減になります。

広告費を削減できるのは本当に強いです。

日常の営業の中でもかなりの制作費や広告費が必要ですからね。

企業から見ても、その費用をかけなくて済むスタッフがいるならば、かなり重宝すること間違いなしです。

簡単なプログラミングスキルやワードプレス

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難しいプログラミングはできなくてもいいですが、簡単なHTMLとCSSが理解できるだけで、世界がかなり変わります。

これは完全に個人で稼ぐスキルに直結するからです。

例えばインターネットビジネスの王道でもあるアフィリエイトなんかでもかなり有利になりますし、クラウドソーシングなんかの案件も、ただのデータ入力なんかとは単

価が違います。

ワードプレス の簡単なカスタマイズが出来れば、かなりオリジナリティのあるメディアを作り、自身の情報を発信することも簡単です。

集客に活かせるマーケティングスキル

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飲食マンが店舗の集客を考える時に、きちんとしたマーケティングスキルを使って集客している事はほとんどありません。

新規のお客様に対する集客も、既存のお客様にリピーターになって頂く施策も、ほとんどのお店は、正しい方法を知りません。

例を上げると、

    • 店前の看板やイーゼルを綺麗にする
    • 時間帯別でセットメニューを出す
    • お客様目線に寄せすぎた価格設定
    • 戦略なく、ただインスタを更新する
    • 食べログやRettyに頼る
    • 接客マニュアルを強化し、サービス力を上げる
    • メニュー開発を頑張る
    • アンケートでお客様の声を拾い上げる

いくつか書きましたが、こんな内容が王道だと思います。

残念ながら、これでは希望の結果には結びつきません。

きちんとしたマーケティング戦略がないからです。

ほとんどの飲食マンは正しいマーケティングスキルを知りません。

だから、チャンスなんです。

しっかりマーケティングスキルを位につける事で、他のスタッフより1歩も2歩も先に進む事が出来ます。

実績が伴ってくれば、フリーランスとして他店のマーケティングを任せて頂けるような仕事にもつながります。

大事なことは身につけたスキルをクロス(掛け算)させること

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スキルを身につけた時に一番大事なのは、スキルをクロスさせる事です。

1つ1つのスキルだけでは大きな力にならなくても、スキルをクロスさせる事で何倍にも大きな力になります。

ほとんどの飲食マンはデザインスキルを持ち合わせていませんよね?

ほとんどの飲食マンはプログラミングスキルを持ち合わせていませんよね?

ほとんどの飲食マンはマーケティングスキルを持ち合わせていませんよね?

更に言うなら、

デザインスキルを持った飲食マンのほとんどは、マーケティングスキルを持ち合わせてはいません。

このように考えると、本職以外のスキルを複数持ち、クロスさせる事で自分の市場価値が爆発的に上がります。

身につけたスキルや知識は必ずクロスさせることを意識して下さい。

この考え方が非常に重要です。

飲食業だけでは社会情勢の変化に対応しづらい

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これからの時代を見据えた時に、飲食マンが飲食業のスキルだけを持ち合わせていては有事の際に生き残っていくのは難しいと言えます。

逆に言うと、早い段階で飲食以外のスキル(webのスキルがおすすめ)を複数身につけることが出来れば、かなり人生がイージーモードになります。

なぜなら、収入が上がれば当然生活には余裕を持つことが出来ますし、収入源を分散しておけば、1つの収入源が消滅してもなんとか生きて行くことが可能です。

そういったことから生まれる心の余裕は、精神的にもプラスに働きますし、全てが良いサイクルで回り出します。

2020年の4月に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されました。

かなりの数の飲食店が大打撃を受けたと思います。

営業したくても出来ない。

必死で営業してもお客様が来ない。(売上が上がらない)

心無い人達から、営業妨害をされる。

苦渋の決断でスタッフをリストラ。

どうしようもなくなり倒産。

このような事態になったしまった企業や個人店は少なくありません。

従業員の方達も、生活がままならなくなってしまったり、職を失い途方に暮れている人もいると思います。

だからこそ、ここで学ぶべきなんです。

この状況を正確に想像し、対策の打てた飲食マンはどのくらいいますか?

2度とこのような状況にならないと言える人はいますか?

今回のことで学ばなければ、コロナウイルスにボコボコにされて身ぐるみ剥がされたような物ですよ!?

いつ想像できないような状況になっても、自分や家族を守れるような体制は自分で作るしかありません。

誰も何もしてくれはしないのですから。

本当にこれからの時代に何が起こるか分からないからこそ、これからの時代を生きるためのスキルを1日でも早く身につけて、生活と心の安定を手に入れてください。

何度も言いますが、本業以外のスキルを身につけた飲食マンを目指して下さい。

まとめ

  • 飲食業だけでは収入増を見込むのは厳しい
  • 飲食マンが収入を上げる為には、副業が大切
  • 副業は本業以外の業界のスキルが身につくものを選ぶ(webスキルがおすすめ)
  • 副業で身につけたスキルは本業にも役立つ
  • 身につけたスキルは必ずクロスさせることを意識する
  • 複数のスキルを習得しクロスさせることが出来れば、有事の際も影響が少ない

今回の記事は以上です。

今の自分なりに飲食マンが副業をするべき理由について書いてみました。

また別の記事で、それぞれを深掘りしてみたいと思います。

お疲れ様でした。

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